催眠療法とは

  • 催眠療法(ヒプノセラピー)とは

催眠療法とは、最新の心理療法の1つで、人間の催眠状態を使った心理療法です。現在、
アメリカなどではカウンセリングと同じように、一般的に利用されています。
催眠療法は、催眠誘導という手法を使って、普段閉じている潜在意識のに直接働きかけて
いく心理療法です。
通常はアクセスできない潜在意識の中にある膨大な記憶の中から、必要な記憶だけを
すくい上げ、問題解決や自己成長に繋げます。

  • 催眠状態とは

人間の意識は、顕在意識潜在意識に分かれていると言われています。
顕在意識は私たちが通常自覚している意識です。意図的な思考や行動を司る領域です。
一方、潜在意識は、自覚できない意識のことで、顕在意識の9倍とも言われる領域を占め、
実は顕在意識よりも強い力をもっています。

  • 思わずしてしまった
  • 無意識のうちにしていた
  • 何故か感じた

などの反応は、潜在意識だからこそですね。
催眠状態とは、この顕在意識潜在意識の両方がリンクした状態を指します。顕在意識が
完全に休んでしまっているわけではありません。
顕在意識は日常生活で物事を判断するときにいつも使っている意識ですから、催眠状態に
入ってもいわゆる『意識』は、ずっとありますし、意思も判断力もあります。

電車に乗っていて、うとうとと眠ってしまい、自分の降りる駅がアナウンスされるとハッ
と起きるという経験はありませんか?これがまさに催眠状態に非常に近い状態です。
体が眠っているのに脳が起きている状態ですね。金縛りなどもこの状態です。

ですから、催眠状態でも、意識を失ってしまったり、やりたくないことをやらされてし
まったり、言いたくないことを言ってしまったり...、というようなことはありませんので、
どうかご安心ください。
脳はきちんと起きていて、判断を下しています。

催眠状態のことを、心理学では、変性意識状態またはトランス(trance)状態と呼びます。
実は、私たちは1日に何回も、自然とこの状態になっていると言われています。
ゲームや作業に深く没頭している状態というのは、まさにこの状態です。
読書をしていて、気がついたら何時間も時間が経っていて驚いた、などという時も、
催眠状態になっていたということです。
催眠状態では、心理的には、心の緊張がほぐれ、不必要な抵抗がなくなり、普段よりも自分の
内面に意識が集中しています。
そして、潜在意識の奥底に押し込めていた記憶や感情を思い出しやすくなります。また、
肯定的な暗示を受け入れやすい状態になっています。

ですから、セラピストの適切な催眠誘導により、潜在意識の中から、今現在のあなたに最も
必要で有効な記憶が思い出され、浮かび上がってくるのです。
また、リラクセーション効果があるので、交感神経と副交感神経のバランスが整い、自律神
経系の調整機能や自己免疫機能を正常化する作用があります。

  • 催眠状態と催眠療法

この催眠状態を利用して行う心理療法が、催眠療法(ヒプノセラピー)です。
つまり、催眠療法とは、通常の意識(顕在意識)も保ちながら、催眠誘導によって、心と体を
いリラックス状態
に導き、普段は閉ざされている潜在意識への入り口を開いて、アクセスを
可能にしていく心理療法です。
潜在意識に直接働きかけるカウンセリング法です。

セラピストは、催眠療法(ヒプノセラピー)を用いて、あなたの潜在意識の中にどのような
記憶があり、それがどのように作用しているのかを、あなた自身が認識していくための
お手伝いをします。
そして、それを知るだけでなく、さまざまな心理療法の手法で、問題の原因となっていることの
改善を図り、解消したり、軽減させていきます。

  • 催眠療法(ヒプノセラピー)の効果
  • トラウマの解消
  • ネガティブな思考や習慣の改善
  • 人間関係の悩みの改善
  • モチベーションの向上
  • 自信の回復
  • ストレス軽減とストレスコーピング
  • 身体の痛みの軽減
  • 肩こり解消
  • 集中力向上
  • ダイエット
  • 創造性開発
  • 自己理解の深化
  • 自己成長